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イエシロアリ

イエシロアリ(家白蟻、学名Coptotermes formosanus)は、(ミゾガシラシロアリ科)に分類されるシロアリの1種。建築物の害虫として重視されるシロアリである。別名、タイワンヒメシロアリ。中国名は乳白蟻、台湾泌乳螱。

イエシロアリ
イエシロアリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ゴキブリ目 Blattodea
下目 : シロアリ下目(等翅下目) Isoptera
: (ミゾガシラシロアリ科) Rhinotermitidae
亜科 : Heterotermitinae
: (イエシロアリ属) Coptotermes
: イエシロアリ C. formosanaus
学名
Coptotermes formosanaus
SHIRAKI, 1905
和名
イエシロアリ
英名
Orental termite, Formosan subterranean termite, Formosan white ant
亜種
  • イエシロアリ C. formosanaus SHIRAKI
  • コウシュウイエシロアリ C. guangzhouensis
  • セスジイエシロアリ C. longistriatus
  • フィリピンイエシロアリ C. vastator

特徴

大きさは(有翅虫)で7 - 8mm、(働きアリ)で5 - 7mm、女王アリは大きいもので40mmに達する。(兵隊アリ)は頭部は卵円形で扁平、大顎は鋭く、弯曲している。また、有翅虫が頭部が褐色で胸腹部は黄褐色である。

ヤマトシロアリに似るが、全体的に大きい。また、兵隊アリの頭部は、本種の方が幅広い。また、有翅虫は本種が淡い褐色で大きいのに対して、ヤマトシロアリは全体に小型で黒っぽいので、明確に判別できる。

生態

他のシロアリと同様社会性昆虫で、集団をなし、枯れ木や朽木を食べる。その内部にを作る。特に湿った材を好む。巣は材の中にいたるところに掘られた巣穴と、材の外に続く巣穴に作られた、塊状の巣からなる。この巣は、湿ったところの地下に作られ、そこからあちこちの材へとトンネルを繋げ、大規模に食害する。一群を構成する個体数は、最大で100万に達する[1]

分布

暖地性の種で、その定着の条件として、「1月の平均気温4℃、最低平均気温0℃」とされる。野外では本州では静岡県以南に分布、屋内では神奈川まで知られるが、温暖化により、その拡大が懸念されている[1]

世界的には、中国から台湾にかけてが原産地と考えられるが、北アメリカ、アフリカ東部、スリランカ、ハワイなど、世界的に分布を広げている[1]

被害

日本本土では、ヤマトシロアリとともに、被害の大きいものである。ただし、ヤマトシロアリより、イエシロアリの方が、大規模な被害を引き起こしやすい。

  • ヤマトシロアリは、最初から湿っている材を食害し、その内部に巣を作るため、被害が局所にとどまる。
  • これに対して、イエシロアリは、乾燥した材に水や湿った土を運び込むことで、乾いた材を湿らせる習性があるため、食害範囲が大きく広がること、および、巣が材の外の地下にもあり、時には100mも離れた場所にまで被害が広がることがあるためである。同時に、このことが、防除を困難にもしている。

被害は建材以外にも、書籍、立木や、時には地下ケーブルまで攻撃を受ける[1]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 『原色図鑑/改訂・衛生害虫と衣食住の害虫』(安富和男・梅谷献二、全国農村教育協会、1995年)p.126

外部リンク

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