『アンネの追憶』(アンネのついおく、Mi ricordo Anna Frank)は、2009年のイタリアの伝記映画。監督は(アルベルト・ネグリン)、出演は(ロザベル・ラウレンティ・セラーズ)と(エミリオ・ソルフリッツィ)など。『アンネの日記』で知られるアンネ・フランクの「その後」について、アンネの親友ハネリ・ホスラーにインタビューした内容をまとめた(アリソン・レスリー・ゴールド)の書籍『もうひとつの「アンネの日記」』を原作としている[1]。
アンネの追憶 | |
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Mi ricordo Anna Frank | |
監督 | (アルベルト・ネグリン) |
脚本 | アルベルト・ネグリン (モニカ・ザペッリ) |
原作 | (アリソン・レスリー・ゴールド) 『もうひとつの「アンネの日記」』 |
製作 | フルヴィオ・ルチザーノ |
製作総指揮 | パオラ・ルチザーノ クリスチャン・メルキューリ ジョン・トンプソン アーロン・シポス |
出演者 | (ロザベル・ラウレンティ・セラーズ) (エミリオ・ソルフリッツィ) |
音楽 | エンニオ・モリコーネ |
撮影 | (エンリコ・ルチディ) |
製作会社 | イタリアン・インターナショナル・フィルム イタリア放送協会 |
配給 | Rai Uno (ゴー・シネマ) |
公開 | 2009年12月11日 2012年4月14日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
本国イタリアでは2009年12月11日に劇場で限定公開された後、翌2010年1月27日にテレビ映画としてRai Unoで放送されている[2][3]。
ストーリー
1935年のアムステルダムでのアンネとハネリの出会いから始まり、幸せだった頃の2人の友情と潜伏生活に伴う別れ、収容所での過酷な日々と2人の偶然の再会、生還したアンネの父オットーとハネリとの交流を、1979年のオットーによる子供たち向けの講演における回想の形で描き、『アンネの日記』の前日譚と後日譚となっている。
ただし、登場人物や描かれたエピソードについては、エンドクレジットにおいて「歴史的事実から想像し、創作されたものである」としている。
キャスト
カッコ内は日本語吹替
- アンネ・フランク: (ロザベル・ラウレンティ・セラーズ)(矢島晶子)
- オットー・フランク: (エミリオ・ソルフリッツィ)(金尾哲夫)
- マルゴー・フランク: (アレクサ・カプリエラン)(松本佳奈)
- ラビ: (モーニ・オヴァディア)(黒澤剛史)
- ペーター・ファン・ペルス: (ガスパール・メセス)
- ヘルマン・ファン・ペルス: (スルディ・ミクロシュ)
- アウグステ・ファン・ペルス: (サライ・クリスタ)((鬼山亜紀子))
- ミープ・ヒース: (バコニー・チッラ)(熊谷ニーナ)
- ハネリ・ホスラー: (スルディ・パンナ)(上田真紗子)