アレクサンダー・ウィリアム・ウィルキンソン(Alexander William "Alex" Wilkinson, 1984年8月13日 - )は、オーストラリア・シドニー出身の同国代表サッカー選手。シドニーFC所属。ポジションはDF。
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セントラルコースト時代(2008年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 | アレクサンダー・ウィリアム・ウィルキンソン Alexander William Wilkinson | |||||
ラテン文字 | Alex Wilkinson | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | オーストラリア | |||||
生年月日 | 1984年8月13日(38歳) | |||||
出身地 | シドニー | |||||
身長 | 187cm | |||||
体重 | 83kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | シドニーFC | |||||
ポジション | DF (CB) | |||||
背番号 | 4 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2002-2004 | (ノーザン・スピリット) | 45 | (0) | |||
2004 | (ライド・シティ・ガンナーズ) | 19 | (3) | |||
2004-2005 | (マンリー・ユナイテッド) | 15 | (0) | |||
2005-2012 | セントラルコースト・マリナーズ | 172 | (2) | |||
2011 | → 江蘇舜天 (loan) | 10 | (0) | |||
2012-2015 | 全北現代 | 86 | (2) | |||
2016 | メルボルン・シティ | 10 | (0) | |||
2016- | シドニーFC | 139 | (2) | |||
代表歴2 | ||||||
2001 | オーストラリア U-17 | 9 | (4) | |||
2002-2003 | オーストラリア U-20 | 8 | (0) | |||
2014- | オーストラリア | 16 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2020年8月15日現在。 2. 2015年11月17日現在。 (■テンプレート)((■ノート) ■解説)■サッカー選手pj |
クラブ歴
幼少の頃からスポーツ選手としての頭角を現し、ユース時代にはノース・ライドから(ノーザン・スピリットFC)の下部組織に在籍した。この頃のチームメイトにはブレット・ホルマンがいる。2002年に同クラブでプロ選手となると、ライド・シティ・ガンナーズを経て2004年に(マンリー・ユナイテッドFC)に加入した。
2005年にAリーグのセントラルコースト・マリナーズFCに移籍、2006年11月12日に(ノエル・スペンサー)がスタメン落ちするとキャプテンマークを巻いた。その後スペンサーが怪我で苦しんでいる間、主将としての役割を全うした。これによって2007-08シーズンから正式に主将となった。彼が怪我によって欠場している間はトニー・ヴィドマー、ジョン・ハッチンソンが代わりに主将となった。2011年3月17日には中国の江蘇舜天に短期間のレンタル移籍の運びとなった[1]。その後セントラルコーストに復帰すると合計200試合以上に出場し、後にハッチンソンによって更新されるまで同クラブの歴代最多出場記録を保持した。
2012年7月18日には2年半の契約でKリーグの全北現代モータースに移籍。移籍金は45万ドルと報じられた[2]。
2016年2月にメルボルン・シティFCに移籍しAリーグ復帰を果たした[3]。ファイナルシリーズでメルボルン・シティが敗れるとシドニーFCに移籍、セントラルコースト時代の監督であるグラハム・アーノルドと再会した[4][5]。加入後は2シーズン連続でリーグのベストイレブンに選出される活躍を見せている[6]。
代表歴
2003 FIFAワールドユース選手権にオーストラリアU-20代表として出場経験がある。
2006年8月にはAFCアジアカップに向けてのクウェート戦でA代表に初選出されたものの出場はならなかった[7]。その後カタールのトレーニングの際の37人にも選出された。結局、A代表初出場となったのは2014年3月5日にロンドンのニュー・デン・スタジアムで行われたエクアドルとの親善試合であった。
その後2014 FIFAワールドカップのメンバー入りし、初戦のチリ戦では相手のゴールをクリアした。この時、国際サッカー連盟の新たなゴールラインレビューシステムが初めて使用され、彼は同システムの初使用選手となり、その結果彼のクリアが認められた。
2015年3月30日のマケドニア共和国との親善試合では72分にミル・ジェディナクが交代で退いた事によって、キャプテンマークを代表では初めて巻く事となった。
エピソード
メルボルン・レクタンギュラー・スタジアムで初めて得点を決めた選手である。
タイトル
クラブ
- セントラルコースト
- Aリーグ : 2007-08, 2011-12
- (Aリーグ・プレシーズンチャレンジカップ): 2005
- 全北現代
- Kリーグクラシック : 2014, 2015
代表
- オーストラリア
- OFC U-17選手権 : 2001
- OFC U-20選手権 : 2002
- AFCアジアカップ : 2015
個人
- Kリーグ・ベストイレブン : 2014
- Aリーグ・ベストイレブン : 2016-17, 2017-18
脚注
- ^ “Wilkinson's Chinese adventure” (2011年3月17日). 2016年8月17日閲覧。
- ^ (2012年8月9日時点のアーカイブ)
- ^ “City Signs Alex Wilkinson”. Melbourne City FC (2016年2月5日). 2016年8月17日閲覧。
- ^ “Alex Wilkinson Departs To Pursue A-League Opportunity”. Melbourne City FC (2016年4月26日). 2016年8月17日閲覧。
- ^ “Sydney FC Sign Socceroo Alex Wilkinson”. Sydney FC (2016年4月26日). 2016年8月17日閲覧。
- ^ “Eight Sydney FC players named in PFA’s A-League Team of the Year”. Daily Telegraph (2018年5月2日). 2018年6月17日閲覧。
- ^ “Mariners youngster added to Socceroos training camp” (2006年8月7日). 2016年8月17日閲覧。
外部リンク
- Alex Wilkinson (@alexwilkinson84) - Twitter
- Central Coast Mariners profile
- Oz Football profile
- アレックス・ウィルキンソン - kleague.com (朝鮮語)
- アレックス・ウィルキンソン – FIFA主催大会成績
- アレックス・ウィルキンソン - Soccerwayによる個人成績
- アレックス・ウィルキンソン - National-Football-Teams.com
- Alex Wilkinson - player profile Transfermarkt