座標: 北緯37度58分30秒 東経23度43分21秒 / 北緯37.97500度 東経23.72250度
アテナイのアゴラでは、古代ギリシアのアテナイにあったアゴラ(広場、市場)について説明する。
アテナイのアゴラは、アテナイの中央北西部に位置する、周囲に様々な公共施設が配置された広場・市場であり、市民交流の場でもあった。
民会(エクレシア)も、後にプニュクスに移されるまでは、ここで開かれた。
ソクラテスもここで度々問答を交わし、ストア派もこのアゴラ北面の「ストア・ポイキレ」(彩色柱廊)を拠点としたことから、その名が付いた[1]。
見取り図
紀元前5世紀頃
- 列柱郭(ペリスタイル) - 裁判所?
- 貨幣鋳造所
- 噴水 (Enneakrounos)
- 南柱廊
- 民衆裁判所((ヘリアイア)) or アイアコスの社((アイアケイオン))
- 将軍会議場((ストラテゲイオン)) - 将軍(ストラテゴイ)達の会議場
- (コロノス・アゴライオス)の丘
- 円堂((トロス)) = 当番評議員会議場(プリュタネイオン) - 当番評議員(プリュタネイス)達の会議場・詰所にして政府所在地。迎賓館、食堂としての機能も。
- 境界石
- 部族英雄記念碑
- 母神神殿((メトロオン)) (旧・評議場(ブレウテリオン)) - 公文書館としての機能も。
- 新・評議場(ブレウテリオン) - 評議会(ブーレー、アテナイにおいては五百人評議会)の評議場。
- ヘーパイストス神殿
- アポローン神殿
- ゼウス柱廊
- 十二神祭壇
- 王柱廊((ストア・バシレイオス))
- アフロディーテー・ウーラニアー神殿
- ヘルメース柱廊
- ストア・ポイキレ(彩色柱廊)
その後の建造物
- アグリッパのオデイオン
- (アレスの神殿) (Temple of Ares)
- (パンタイノスの図書館) (Library of Pantainos)
- (ニンファニオン) (Nymphaeum)
- (モノペトロス) (Monopteros)
- 聖堂
- 事務所
- その他の建造物