この記事はフランス語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2019年6月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
アシェット・フィリパッキ・メディア(Hachette Filipacchi Médias, S.A.、略称HFM)は、フランスに本社を置く雑誌出版社である。フランスのメディアコングロマリット・ラガルデールの一部門である(ラガルデール・アクティブ)の完全子会社である。
歴史
アシェット・リーブルは、ルイ・アシェットが1826年にリブレリー・ブレディフ(Librairie Brédif)を買収して設立した会社で、後にL・アシェット商会(L.Hachette et Compagnie)となった。
アシェット社は1980年にマトラに買収された。アシェット・フィリパッキは1981年に国有化されたが、引き続き上場企業である。2004年にラガルデール・メディアに買収され、その子会社となった[1]。
出版物
アシェット・フィリパッキ・メディアは、『(パラン)』(Parents)、『パリ・マッチ』(Paris Match)、『(ジュルナル・デュ・ディマンシュ)』(Le Journal du Dimanche)を発行している。
1985年からは、フランス国外でも様々なタイトルを発行している[2]。2011年に『ELLE』『カー・アンド・ドライバー』などの国外タイトルをハースト・コーポレーションに売却した。
日本における活動
婦人画報社から改称したアシェット婦人画報社が、『婦人画報』、『25ans』、『(ELLE japon)』、『marie claire』(現在は読売傘下の中央公論新社発行)などを発行した。前述の国外タイトルのハースト社への売却に伴い、2011年にハースト婦人画報社に改称している。
教育や語学など専門書や教材はアシェット・ジャポン (Hachette Japon) を代理店として、株式会社三善、紀伊国屋書店、丸善出版などが販売している。
脚注
- ^ Nicholas Hewitt (2003-09-11). The Cambridge Companion to Modern French Culture. Cambridge University Press. p. 97. ISBN (978-0-521-79465-7) 2021年4月13日閲覧。
- ^ Mania Strube (2010). “Entering emerging media markets: Analyzing the case of the Chinese magazine market”. The International Journal on Media Management 12 (3-4): 183-2042020年3月29日閲覧。.
参考文献
- Madjar, Robert (1997). (Daniel Filipacchi). Editions Michel Lafon
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- ハースト婦人画報社
- Hachette JAPON(アシェット ジャポン)