アクバル廟(アクバルびょう、ウルドゥー語: اکبر کا مقبرہ, 英語: Tomb of Akbar)は、インドのハリヤーナー州、(アーグラ県)の都市アーグラにある、ムガル帝国の皇帝アクバル大帝の墓廟。ムガル建築の代表例である。
歴史
1605年にアクバルが死亡したのち、アーグラの(シカンドラー)で建設が始まり、1613年に建築が終了した。
1687年、アウラングゼーブの治世にアクバル廟はジャートによって荒らされた。その際、廟の高価な宝石類や金銀の硬貨は持ち出され、アクバルの遺骨は火の中に投げ込まれた。
脚注
参考文献
- (フランシス・ロビンソン) 著、月森左知 訳『ムガル皇帝歴代誌 インド、イラン、中央アジアのイスラーム諸王国の興亡(1206年 - 1925年)』創元社、2009年。