- アウスト・アグデル県
- Aust-Agder fylke
(廃止) -
県の紋章
アウスト・アグデル県(Aust-Agder [ˈæʉst ˈɑɡdər] ( (音声ファイル)))はノルウェーにかつて存在した県。テレマルク県、ローガラン県、ヴェスト・アグデル県と接していた。2002年の調査では人口はノルウェー全体の人口の2.2%に当たる102,945人。領域の面積は9,212 km²である。県庁所在地はアーレンダール。2019年12月31日もって廃止され、現在はアグデル県となっている。
この県はスカゲラク海峡付近に位置しておりRisør(リーソー)のGjernestangen(ジェネスタンゲン)から、 Lillesand(リレサンド)のKvåsefjorden(クヴァセフィヨルド)まで広がっている。 内陸部にはSetesdalsheiene(ステザルシェイエネ?渓谷)やAustheiene(アウスシェイネ?渓谷)をふくむ。 県民の77%がスカゲラク海峡沿岸に住んでおり、アーレンダールとその付近の沿岸の町の観光が重要な産業となっている この県は(トロモイ)(Tromøy)(ジュストイア)(Justøya)(サンドイア)(Sandøya)などの島も含む。 県内部の伝統的な地区である(ステースダレン)(Setesdalen)は内陸部にあり、ステースダレンから海にオトラ川が流れ込んでいる。
1769年の国勢調査からアウスト・アグデル県は安定して人口が伸びている。当時29,633人だったが、1900年までに79,927人にまで増えており、2001年には102,848人になった。
名前・県章
昔はこの地の知事の所在地であった、北部ネーデネスにちなんでネーデネス県と呼ばれていた。 ネーデネスはネード(現在ではニーデルヴァ)が川の名前であり、ネスの部分が岬の名前を意味している。
その後、1919年1月1日にアウスト・アグデル県と命名された。この名称はアウストが東を意味しており、直訳すると東アグデル県となる。また、この県の西にはヴェスト・アグデル県がある。2020年1月1日、ヴェスト・アグデル県と合併しアグデル県となった[1]。
県章は二つ部の金の豆を表している。1958年に決められたものである。
下位行政区
アウスト・アグデル県には15の下位行政区があった。
脚注
- ^ “Nye fylker”. ノルウェー政府 (2019年12月19日). 2021年4月3日閲覧。