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ゆうゆうバス (熊谷市)

ゆうゆうバスは、埼玉県熊谷市が運行するコミュニティバスである。旧熊谷市のコミュニティバス「ゆうゆうバス」と、旧大里町廃止代替バス「ひまわり号」が市町村合併により統合され、ルート変更・新設を経て現行路線となった。

全9系統が運行されており、協同バス北斗交通国際十王交通熊谷営業所)の3社に運行委託している。

熊谷駅南口・籠原駅南口・熊谷スポーツ文化公園(くまがやドーム方面)・熊谷市役所(市役所前)・(妻沼行政センター)・(大里行政センター)・(江南行政センター)などを結ぶ路線を束ねたものである。

歴史

前身

旧熊谷市「ゆうゆうバス」

旧熊谷市の「ゆうゆうバス」は、ブルーのバス「ムサシトミヨ号」(下奈良時花 - 上之荘 - 市役所前 - 熊谷駅南口 - 運動公園 - 籠原駅南口 - 別府荘間を往復)、ピンクのバス「さくら号」(上之荘 - 熊谷駅南口 - 市役所前 - 熊谷駅南口 - 運動公園 - 籠原駅南口を往復)の2系統が運行されていた。

1994年7月20日にオープンした屋内プール(現・アクアピア)のオープンを機に、翌7月21日に試験運行を開始した無料の熊谷運動公園送迎バスがルーツとなる。この送迎バスは熊谷駅方面を回る東コースと籠原駅方面を回る西コースが設定され、協同観光バス(現:協同バス)に運行委託されていた。

1997年7月、市内循環バスの試験運行(運賃無料)を開始、東側3コースと西側2コースが設定された。

1999年10月1日、100円均一運賃を設定して有料化し、ルート変更した上で、運行委託事業者を秩父鉄道観光バス(行田自動車営業所)へ変更し、正式運行を開始した。2000年4月、新車両に代替。愛称「ゆうゆうバス」はこの際に市民公募により選定された。この際に導入された車両は、2014年の市町村合併に伴い秩父鉄道観光バスが撤退するまで使用した。

2005年4月1日、さらに、旧熊谷市・旧妻沼町・旧大里町の合併決定に伴って改正を行い、ブルーのバス「ムサシトミヨ号」の起点と終点を結ぶ延伸ルートを、循環バスの運行がなかった旧妻沼町経由で設定して循環路線化し、ムサシトミヨ号を反時計回りに、新設の「グライダー号」を時計回りに設定し、現行ルートに変更した。

旧大里町「ひまわり号」

大里町の「ひまわり号」は、熊谷駅南口 - (大里町役場)(当時)- 長島記念館を結んでおり、旧大里町民の生活交通手段となっていた。

かつては東武鉄道直営時代の東武バスが一般路線バスを運行しており、熊谷駅北口と旧大里町域を結ぶ熊谷駅 - 大里吉見線があったが、利用者減により廃止された。一般路線バスの廃止に伴い、旧大里村が1994年4月より自主運行による村営バス「ひまわり号」として運行を開始したものである。ひまわり号は廃止代替バスとして、埼玉県から「市町村廃止代替貸切バス路線確保対策費補助金」の交付を受けており、熊谷市への合併後も補助は継続されている。

2005年4月1日、旧熊谷市・旧妻沼町・旧大里町の合併決定に伴い、運行委託事業者を市内のバス事業者である北斗交通へ変更した。

2005年10月 - 2018年9月

旧熊谷市・旧妻沼町・旧大里町の合併に伴い、2005年10月1日より、旧熊谷市「ゆうゆうバス」に、旧大里町「ひまわり号」が統合され、現行の体制としてスタートした。

合併後は、2009年度から2010年度にかけて開催された地域公共交通会議での協議と「熊谷市地域公共交通総合連携計画」のパブリックコメントの募集を経て、2011年10月1日より現行路線を一部変更。また新規に2路線を追加し、国際十王交通に運行委託した。

2014年4月1日、さくら号・グライダー号・ムサシトミヨ号の運行委託事業者が、秩父鉄道観光バスから協同観光バス(現・協同バス)に変更され、一部ルートが変更された。

2018年10月 -

2018年10月に、これまでのグライダー号・ムサシトミヨ号が同じ区間の時計回りと反時計回りの関係だったのをやめ、さくら号も含めて区間の分割や変更を行い、新車両も活用して路線を新しく作り直すレベルの大規模再編を実施[1]

  • グライダーワゴン:ワゴン車両1台を新規導入、下記2系統を運行
    • 妻沼循環(5本)
      妻沼地域東部を循環し、路線バスとの結節も図る。
    • 妻沼行政センター - 別府荘 - 籠原駅北口(5往復)
      旧グライダー・ムサシトミヨ号の妻沼地域西部と籠原地区を結ぶ区間を継承するが、籠原駅では南口発着を止め、今後整備が完了する妻沼側に近い北口へ乗り入れる形に変更する。
  • グライダー号:下記区間の運行に再編
    • 妻沼行政センター - スポーツ文化公園 - 熊谷駅(5往復)
      旧グライダー・ムサシトミヨ号の妻沼地域東部と熊谷駅を結ぶ区間を継承するが、速達性を重視し、停留所を減らし、一部遠回り経路をショートカットする。通過となる停留所はグライダーワゴンでカバーするが、乗り継ぎについては考慮しないとしている。
  • ムサシトミヨ号:下記2系統の運行に再編
    • 熊谷駅 - 久下 - 上之荘(4.5往復)
      元のルートから離れ、旧さくら号の熊谷駅以東の区間を往復する。
      これにより、ムサシトミヨ号が「ムサシトミヨ保護センター入口」停留所を経由することになる。
    • 籠原駅 - 久保島 - 熊谷駅(4往復)
      旧さくら号とグライダー・ムサシトミヨ号の一部区間を統合・継承。
  • さくら号:下記区間の運行に再編
    • 籠原駅 - 三尻 - 熊谷駅(8往復)
      旧さくら号の一部区間を継承。さくら号は6往復を担当し、残り2往復は直実号車両が代わりに運行を担当する。
  • 直実号:減便およびルート変更
    利用者の少ない始発便・夕方以降の3便を減便して計7便とした上で、初期の時計回りルート片循環に戻す。減便した分は新さくら号路線2往復に充当する。
    また朝・夕の減便に伴い、日中のみ経由だった母子健康センターは結果的に全便経由となる。
  • ひまわり号・ほたる号については変更しない。
2020年9月1日
前年の試験運行から一部見直しを行ったくまぴあ号本格運行開始[2]。7系統として編入し、それまでの7-9系統を1つ数字をシフトする。

運行内容

熊谷市の管轄部署は、総合政策部企画課企画調整担当である。

運賃

  • 運賃は100円均一。未就学児、障害者手帳所持者とその介助・付添人1人、ゆうゆうパス70を所持する70歳以上の運転免許返納者は無料。
  • 全線共通1日乗車券は300円、車内で購入する。
  • PASMO等は使用できない(2011年10月参入の国際十王交通は一般路線バスにPASMOを導入しているが、ゆうゆうバスには導入していない)。
  • PASMOの代わりに2015年1月10日より回数券を導入、1000円で11回分、車内で購入する。

運行日

  • 1月1日-1月3日の間は運休(2011年10月の再編前は、さくら号・グライダー号・ムサシトミヨ号は12月29日-1月3日の間、ひまわり号は1月1日-1月3日の間となっていた)。
  • 毎年8月に開催される熊谷花火大会開催時に、熊谷駅南口ロータリーが閉鎖されることに伴い、その時間に熊谷駅を発着するひまわり号が全区間運休になる。その他路線もその時間帯は、熊谷駅南口を経由しない。

一般路線・他市コミュニティバスとの乗り継ぎ

  • 周辺市町との接続
    • 周辺市町へは一切乗り入れず、行田市JR行田駅まで約500メートルという近距離に停留所があるが、行田駅への乗り入れや、ルート上最短距離の位置に停留所を設けるなどの乗り継ぎ対応は行っていない。
    • 秩父鉄道ソシオ流通センター駅は行田市との共同請願駅であることから、ムサシトミヨ号に加え、2017年4月1日より行田市内循環バス西循環コースが乗り入れている(特に乗り継ぎを考慮したダイヤではない)。
    • 2004年から長島記念館吉見町巡回バスが乗り入れ、旧大里町時代のひまわり号と乗り継ぎ可能にしていたが、乗り継ぎ利用客は多くなく、2006年の吉見町巡回バス再編の際に乗り入れ終了した。その後2016年より吉見町が熊谷市地域公共交通会議に参加し、再度連携について検討していたが、2019年3月末をもって吉見町は町内巡回バスを廃止し、デマンド型交通により長島記念館の利用を可能としている(吉見町民に限る)。
  • 一般路線バスとの接続
    • 一般路線バスも基本的に熊谷駅籠原駅以外では乗り継ぎできないが、のちに妻沼聖天前では朝日自動車の施設に乗り入れるようになった。グライダーワゴンは妻沼聖天前以外にも朝日自動車の停留所に乗り入れている。

バスロケーションシステム

路線

2018年10月1日路線再編、2020年9月1日路線追加。ゆうゆうバス時刻表を元に作成、各時刻表に黄色で示された停留所を途中主要経由地として記載。

第1系統 さくら号

運行事業者:協同バス本社(主担当)/国際十王交通熊谷営業所
  • 熊谷駅南口 → 三尻公民館 → 籠原駅南口 → 熊谷文化創造館 → 籠原駅南口(最終8便を除く)
  • 籠原駅南口 - 三尻公民館 - 熊谷駅南口(籠原駅発全便、熊谷駅発最終8便)
    1日8往復運転。
    籠原駅-熊谷文化創造館間は熊谷駅発籠原駅行きが最後に往復する形で運行される(最終8便を除く)。熊谷文化創造館から熊谷駅方面に向かう場合は籠原駅で乗り継ぎが必要となる。
    協同バス担当路線だが、ラッシュ時の輸送力増強のため、熊谷駅行き2便・7便、籠原駅行き5便・7便は、国際十王交通が直実号車両で運行する。

第2系統 グライダー号

運行事業者:協同バス本社
  • (妻沼行政センター) - スポーツ文化公園 - 上之荘 - 熊谷駅南口
    • 熊谷駅南口 → 上之荘 → スポーツ文化公園 → 下奈良時花(熊谷駅南口発最終5便)
    1日5往復。
    妻沼聖天前」停留所は朝日自動車の路線バス停留所・転回場との共用。

第3系統 グライダーワゴン・妻沼循環

運行事業者:協同バス本社
  • 妻沼行政センター → 西島 → 荻野吟子記念館前 → 葛和田老人憩いの家 → 妻沼行政センター(2・3・4便)
    • 妻沼行政センター → 西島 → 葛和田老人憩いの家 → 妻沼行政センター(1・5便)
    1日5便、時計回り片道運行。
    一部停留所は朝日自動車の路線バス停留所との共用。

第4系統 グライダーワゴン・妻沼 - 籠原駅

運行事業者:協同バス本社
  • 妻沼行政センター - 別府荘 - 籠原駅北口
    1日5往復。

第5系統 ムサシトミヨ号・熊谷駅 - 籠原駅

運行事業者:協同バス本社
  • 熊谷駅南口 - 運動公園 - 籠原駅南口
    1日4往復。
    さくら号や、国際十王交通一般路線(北口発着)より短い経路で熊谷駅 - 籠原駅間を往復。

第6系統 ムサシトミヨ号・熊谷駅 - 上之荘

運行事業者:協同バス本社
  • 熊谷駅南口 - 外科病院前 - 久下一丁目 - ソシオ流通センター駅前 - 上之荘
    • 久下公民館 → 外科病院前 → 熊谷駅南口(熊谷駅行き1便)
    • 熊谷駅南口 → 外科病院前 → 久下一丁目 → 太井公民館(熊谷駅発最終5便)
    1日熊谷駅行き4便、熊谷駅発5便。
    2018年10月1日の改正に伴い、ムサシトミヨ号が初めてムサシトミヨ保護センター入口停留所を経由するようになった。

第7系統 くまぴあ号

2019年10月1日 - 2019年12月31日の試験運行[5][6]を経て、2020年9月1日より本格運行開始[2]

運行事業者:協同バス[7]
  • 熊谷駅東口 - 市役所前 - 総合病院 - 肥塚郵便局前 - (関東脳神経外科病院) - くまぴあ前 - 籠原駅北口
    • 籠原駅北口 → くまぴあ前 → 肥塚郵便局前 → 総合病院 → 市役所前 → 熊谷駅東口(籠原駅発5便)
    都市計画道路「熊谷西環状線(県道83号熊谷館林線)」の開通を契機とし、沿道にある熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」へのアクセスを図るほか、現在バスの通っていない地域を走行し、運行ニーズなどを分析する目的で2019年に試験運行を行った。
    実証実験の結果、その乗客からのアンケートにより続行要望の声が多く寄せられたことから、一部見直しを行った上で2020年度(以降)に本格運行を行うことが決定した [8]
    本格化に当たっての変更点は、運行本数を7本(3.5往復)から9本に増便、(関東脳神経外科病院)停留所・原島東停留所を追加[2]
    1日熊谷駅行き5本、熊谷駅発4本

第8系統 ひまわり号

運行事業者:北斗交通本社
  • 長島記念館 - 健康スポーツセンター前 - (大里行政センター) - 福島病院南 - 熊谷駅南口
    • 長島記念館 → 大里行政センター → 熊谷駅南口(熊谷駅行き1・2便)
    1日12往復。
    長島記念館行きは、方向幕には「大里」と表示される。
    2018年10月1日改正での路線・ダイヤの変更はない。

第9系統 直実号・熊谷市街循環

運行事業者:国際十王交通熊谷営業所
  • 熊谷駅南口 → 市役所 → 熊谷駅南口
    1日7便、右回り片道循環。
    朝夕の需要が少ないことから日中のみの運行となっている。その分、車両(と運転手)は、先述の通り、さくら号の朝夕ラッシュ輸送力増強を担う。

第10系統 ほたる号

運行事業者:国際十王交通熊谷営業所
  • (江南行政センター) - 熊谷駅南口
    • 江南行政センター - (丹羽クリニック前通過) - 熊谷駅南口(1・6便(往復))
  • 江南行政センター - 籠原駅南口
    • 江南行政センター → (江南総合文化センターピピア前通過) → 籠原駅南口(1便片道のみ)
    江南行政センター-熊谷駅間6往復、江南行政センター-籠原駅間5往復を交互に運行。
    2018年10月1日改正での路線・ダイヤの変更はないが、これまでは「行政センター→熊谷駅南口→行政センター→籠原駅南口→行政センター」を合わせて1本のダイヤとみなす片道循環扱いだった時刻表が、各区間毎に分割された。

過去に運行されていた路線

2018年9月30日までの旧路線

主な経由地を記載 いずれの路線も朝・夕夜間を中心に一部区間をショートカットする便がある。詳細は時刻表を参照。

第1系統 さくら号

運行事業者:協同バス(本社)
2014年3月31日までは、秩父鉄道観光バス行田自動車営業所が運行していた。
  • 上之荘 - ソシオ流通センター駅(2017年4月1日より) - 熊谷流通センター中央 - 久下 - 熊谷駅南口 - 運動公園 - 三尻 - 籠原駅南口
    同ルートを往復する。市立熊谷図書館の移動図書館車の愛称もさくら号である。
    2011年10月1日より、久下・大井地区に停留所4ヶ所を追加。
    2015年1月10日より、熊谷駅南口-市役所方面-熊谷駅南口間のルートに乗り入れる便を1日上下1本ずつに削減、市役所方面へのアクセス手段を直実号主体に変更。
    2017年4月1日より、時刻表上、全便が市役所方面に乗り入れていない(当該停留所の時刻が空欄)ように見えるが、路線図上はルートが残っている。また、ソシオ流通センター駅や熊谷流通センター方面への乗り入れを開始。
    • なお、籠原駅南口方面行きは1便が久下公民館始発で運動公園-籠原駅南口間ショートカット・5便がソシオ流通センター駅止まり、上之荘方面行きは2便が熊谷駅南口止まり、5便が無くなっており、他の路線と比べても不規則な運行となっている。

第2系統 グライダー号・第3系統 ムサシトミヨ号

運行事業者:協同バス(本社)
2014年3月31日までは、秩父鉄道観光バス行田自動車営業所が運行していた。
  • (妻沼行政センター) - 上之荘 - 熊谷駅南口 - 運動公園 - 籠原駅南口 - 別府荘 - 妻沼行政センター
    このルートの通り運行する(時計回り)グライダー号。このルートを逆周り運行する(反時計回り)ムサシトミヨ号。
    2011年10月1日より、妻沼地区を中心に各地に停留所追加(一部停留所は、日中のみの経由)、その内「妻沼聖天前」停留所は朝日自動車の路線バス停留所との共用。
    2015年1月10日より、流通センターに乗り入れ(1日各1本ずつのみ。従来流通センターに乗り入れていた路線バス(熊谷駅-流通センター-行田折返し場線)が廃止されたことに伴う)及び道ヶ谷戸、市ノ坪南に停留所を追加。
    2017年4月1日より、流通センター乗り入れを廃止、一部停留所を移転・新設した。

第4系統 ひまわり号

運行事業者:北斗交通(本社)
  • 長島記念館 - (大里行政センター) - 熊谷駅南口
    同ルートを往復する。なお、熊谷駅南口行きの始発便および2便目は、健康スポーツセンター前・太陽の園入口は通過する。
    2011年10月1日より、保健センター前・村岡東・福島病院南の3停留所を追加(保健センター前停留所は朝夕は通過)。
    長島記念館行きは、方向幕を「大里」(英表記:TO OHSATO)としている。

第5系統 ほたる号

運行事業者:国際十王交通熊谷営業所

2011年10月1日運行開始。

  • (江南行政センター) - 熊谷駅南口 - 江南行政センター - 籠原駅南口 - 江南行政センター
    同ルートの片道循環(物理的には熊谷駅南口 - 江南行政センター - 籠原駅南口間の単純な往復であり、1回の乗車で駅を跨いで利用する必要性はない。乗務員休憩等は2駅側で行われていて、特に3便では籠原駅にて一旦車庫に引き上げて2時間近く休止となる)。
    2017年4月1日より、一部停留所を新設。
    2018年4月より、一部時間帯の渋滞による運行遅延の対応で、2・3便で所要時間を延長し、その代替として、6便の江南行政センター - 籠原駅南口間の往復を廃止(行政センター-熊谷駅-行政センターで終了)。

第6系統 直実号

運行事業者:国際十王交通熊谷営業所

2011年10月1日運行開始。

  • 熊谷駅南口 - 星川通り・鎌倉町通り - 市役所 - 熊谷駅東口 - 星川通り - 熊谷駅南口
    同ルートの右回り便(→の方向)と左回り便(←の方向)を交互に運行。
    従来は同ルートの片道循環(時計回り、現右回り)であったが、2015年1月10日に偶数便を反時計回りの左回り便に変更し、利便性を向上(ただし、1台のバスで便ごとに進行方向を切り替えているだけであり、右回りと左回りを目的地に合わせて選択することはできない)。さくら号に代わり、市役所方面のアクセス主体路線となる。
    2017年4月1日より、母子健康センターへの乗り入れを開始。

車両

 
北斗交通の旧「ひまわり号」専用車両
 
協同バスの代車による運行例(ムサシトミヨ号)

2018年9月1日現在、日野ポンチョ(2代目ロング2ドア)を使用している。2018年10月1日の再編時から運行開始したグライダーワゴン(3・4系統)では、ワンボックスカートヨタハイエースを使用(市では「ワゴン車」と呼称している)[3]

路線ごとに、公募により市が選定したデザインの施された専用車両各1台(ひまわり号は2台)を各運行事業者がそれぞれ所有し、毎日運用しており、予備車は用意していない。そのため修理・点検などで使用できない場合の代車は、各社の一般路線車にゆうゆうバスのステッカーを貼り付けるなどしている。

熊谷市がラグビーワールドカップ2019開催地のひとつとなったため、2017年から専用車両はすべて、ワールドカップ(特別仕様ナンバープレート)に変更されている。

  • さくら号は、路線名の元となった桜色をベースに、の花びら、熊谷うちわ祭、市のマスコットキャラクター「(ニャオざね)」などがデザインされている。
  • グライダー号は、青空をイメージした薄い青色をベースに、路線名の元となったグライダーと、妻沼地域の妻沼聖天山刀水橋、縁結びキャラクター「えんむちゃん」などがデザインされている。
  • グライダーワゴンは、白色をベースに、グライダー号に準じたイラストがデザインされている。
  • ムサシトミヨ号は、元荒川の清流をイメージした水色をベースに、路線名の元となった魚のムサシトミヨがデザインされている。
  • くまぴあ号は、白色をベースに、下方に青いラインが引かれ、両サイドには「スクマムクマガヤ!」、正面・後方にはにゃおざねと路線名の「くまぴあ」の文字がデザインされている。
  • ひまわり号は、青色をベースに、名称の元となったヒマワリがデザインされている。車両後部には運行する北斗交通の観光車両にデザインされている北斗七星の星座も描かれている。
    2016年2月17日までは、旧大里町時代よりいすゞ・エルガミオ(小型タイプ7m車)および三菱ふそう・エアロミディMJを使用していた。エアロミディMJは2台体制にする際に追加投入したもの。エルガミオと比べて新しいエアロミディMJは代車用として車籍が残されている。
  • 直実号は、日本有数の暑さとなる熊谷の夏をイメージした赤色をベースに、路線名の元となった鎌倉時代の武将・熊谷次郎直実、(星川)の写真、「あついぞ!熊谷」マスコット「(あつべぇ)」がデザインされている。
  • ほたる号は、紫色をベースに、名称の元となった江南地区のホタルが飛び交う様子がデザインされている。
    直実号・ほたる号の代車は、国際十王交通所有の一般乗合車両のうち、(日野・レインボーHR)(小型タイプ7m車)を使用。
    直実号・ほたる号の運行開始当初、ポンチョに専用デザインが施されるまでの間は、仮車両として朝日グループ標準色の車両を使用していた。直実号は日野・リエッセ、ほたる号は日野・レインボーHRを使用。

秩父鉄道観光バス時代の車両

2014年3月31日までの秩父鉄道観光バス時代、さくら号ではいすゞ・(エルガミオ)(小型タイプ7m車)、ムサシトミヨ号では三菱ふそうエアロミディMJ、グライダー号では(いすゞ・ジャーニーJ)(日野リエッセOEM車)を使用し、いずれも秩父鉄道観光バス行田自動車営業所に所属していた。

協同バスへの運行事業者変更に伴い、秩父鉄道観光バスは乗合バス事業から撤退し、ゆうゆうバスの車両も除籍されている。

その他の熊谷市企画バス

ゆうゆうバスとは別に、熊谷市が企画して、紫陽花の季節に毎年運行される無料観光シャトルバスがある。籠原駅と妻沼地区を往復する。

小さないい旅 無料シャトルバス[9]
  • 籠原駅南口 - 別府沼公園 - 能護寺あじさい寺)- 坂田医院旧診療所 - 道の駅めぬま - 能護寺 - 別府沼公園 - 籠原駅南口
  • 運行委託事業者:協同バス(中型タイプ観光バス車両を使用)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 熊谷市地域公共交通会議 第22回交通会議概要、熊谷市地域公共交通会議 第22回交通会議資料
  2. ^ a b c 市報くまがや 令和2年8月号:熊谷市ホームページ(31ページ:ゆうゆうバス「くまぴあ号」を本格運行します)
  3. ^ a b 平成30年2月臨時記者会見 議題1:平成30年度当初予算(案)の概要について(速報) 参考資料2(各事業の概要) 42頁、総合交通体系整備促進事業。熊谷市
  4. ^ 熊谷市バスロケーションシステム導入業務委託公募型プロポーザル競争選定結果について 熊谷市
  5. ^ 熊谷市ゆうゆうバス 運行業務に関するプロポーザルの実施について(実施要領より)
  6. ^ ゆうゆうバス「くまぴあ号」の試験運行を実施します
  7. ^ 熊谷市ゆうゆうバス運行事業者選定に関する公募型プロポーザル競争の選定結果について:熊谷市ホームページ
  8. ^ 令和2年2月臨時記者会見 議題1:令和2年度当初予算(案)の概要について(速報) 参考資料3(各事業の概要 11から39)(37ページ 総合交通体系整備促進事業(ゆうゆうバス「くまぴあ号」本格運行、高齢者向け路線バス定期券購入補助))
  9. ^ 無料シャトルバスで行く小さないい旅 埼玉県公式観光サイト「ちょこたび埼玉」埼玉県産業労働部観光課・一般社団法人 埼玉県物産観光協会

関連項目

外部リンク

  • 熊谷市ゆうゆうバス 路線図と時刻表、運行情報 - 熊谷市
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