この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2014年5月) |
概要
坂本ケーブルに2つある中間駅のうち、山上側の駅である。予めの申告や駅に設置のインターホンからの連絡のあった時だけ停車し、通常は通過する。駅員無配置駅。駅からはケーブル延暦寺駅や坂本までのハイキングコースがある。
歴史
元来は駅周辺のキャンプ場(桜花発射基地用地の跡地)へのアクセスとして開業した[1]。キャンプ場はその後閉鎖されている。
年表
駅構造
ホームは板張りの簡素なもので、軌道の南側に設置されている。付近は333‰の勾配となっているが、ホームは階段状ではなく、板に滑り止めの横材が打ちつけられているだけなので、ホームが濡れている時や降霜時などは注意する必要がある。ホームの中ほどには小さな上屋と、2~3人が座れるベンチが設置されている。駅にはインターホンが設置されており、当駅から乗車する際はこれを使ってケーブルカーの停車を要請しなければならない[3]。駅舎やトイレは設置されていない。
待合所
ホーム
駅名標
駅周辺
- 紀貫之墓 - 駅から山道を徒歩約10分[4]。道標完備。
- もたて山見晴台 - 駅から山道を徒歩約5分[4]。紀貫之墓への途中にある。展望台がある。
- ペツォルト夫妻供養塔 - ドイツ出身の仏教研究家(ブルーノ・ペツォルト)と妻であるノルウェー出身の音楽家ハンカ・シェルデルップ・ペツォルトを供養する塔[5]。
紀貫之墓
ブルーノ・ペツォルト権大僧正墓
隣の駅
ケーブル延暦寺駅までは近く、当駅の入口付近からはケーブル延暦寺駅のホーム上屋の一部が見える。
脚注
- ^ “ケーブルカーについて・80年のものがたり”. 比叡山鉄道. 2016年2月19日閲覧。
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、33頁。ISBN (978-4-10-790027-2)。
- ^ “幻の駅(第7弾)・もたて山ってどこ?”. notte!. ヴァル研究所 (2015年10月23日). 2016年2月20日閲覧。アーカイブ版。
- ^ a b c “沿線ガイド・ほうらい丘・もたて山から”. 比叡山鉄道. 2016年2月19日閲覧。
- ^ 小林ひかり「比叡山に建つペツォルト夫妻の供養塔」(pdf)『ペツォルトの世界』第2号、ペツォルト夫妻を記念する会、2010年2月、35頁、2016年2月20日閲覧。