みかんのへた山古墳(みかんのへたやまこふん)は兵庫県赤穂市坂越にある古墳。
みかんのへた山古墳 | |
---|---|
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成 | |
所在地 | 兵庫県赤穂市坂越300-1 |
位置 | 北緯34度46分12.1秒 東経134度27分17.3秒 / 北緯34.770028度 東経134.454806度座標: 北緯34度46分12.1秒 東経134度27分17.3秒 / 北緯34.770028度 東経134.454806度 |
形状 | 円墳 |
規模 | 直径約38m |
築造時期 | 古墳時代中期(5世紀) |
史跡 | 県史跡(1975年指定) |
概要
坂越浦の鍋島を見下ろす標高79メートルの丘陵の頂上に位置する。名称の由来は、形状が蔕(ヘタ)が付いた蜜柑に似ているからとされる。しかし頂上付近の樹木の密生により、由来となった形状は確認しづらくなっている。
古墳時代中期(5世紀)に造られた直径38メートル、高さ4.5メートルという大型の円墳で、墳丘には葺石が施されている[1]。
古墳は大避神社が管理しており、1975年(昭和50年)3月18日に兵庫県の記念物史跡に指定された[2][3]。また2013年には赤穂市教育委員会が「発掘調査速報展」において、古墳の周囲で新たに確認された円墳に関する展示を行った[4]。
交通アクセス
周辺情報
脚注
外部リンク
- 赤穂市教育委員会生涯学習課「赤穂市の文化財」(2013年7月4日閲覧)