はな・はる・フェスタ(英語: Hana Haru Festa)は、徳島県徳島市にある藍場浜公園で毎年4月下旬に催されている祭典である。
概要
神戸淡路鳴門自動車道の全通を生かした地域経済の活性化と徳島県外観光客の誘致促進を目指し、1998年から始まった[1]。
徳島駅近くにある藍場浜公園(藍場町)で毎年4月下旬に開催され、夏の阿波踊りに次ぐビッグイベントとして有名である。同等以上の知名度として、ゴールデンウィーク期間中のマチ★アソビ、秋の阿波の狸まつり等が有名である。
「徳島ラーメン博覧会」や「春らんまん阿波おどり」と題された桟敷席のつくられた藍場エントランスステージや、御成婚広場特設ステージ等での有名連による阿波おどり見物、「阿波おどりコンテスト」等がメインである。
野外ライブには、これまでチャットモンチー、アンダーグラフ、DEPAPEPE等の有名人が招かれている。
なお、2020年の開催は新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により、初の中止となった[2]。2021年の開催も同様の理由で中止になったが[3]、2022年は感染対策を実施の上で3年ぶりに開催となった[4]。
阿波おどりコンテスト
「阿波おどりコンテスト」は、毎年はな・はるフェスタ会場内の御成婚広場特設ステージで開催されている。総合部門は、現在徳島文理大学連が優勝を独占している。徳島県以外の県外連部門には、東京・埼玉・神奈川・名古屋・大阪・兵庫・広島など、全国各地の阿波おどり連が参加している。
第6回は雨天のため、会場を急遽あわぎんホール(徳島市郷土文化会館内)へ変更しての開催となった。
第7回より、屋外の御成婚広場特設ステージではなく、あわぎんホールにて開催されるようになった。
結果
総合部門
第 | 年 | 優 勝 | 準 優 勝 | 第 参 位 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 2004年 | 徳島文理大学連(徳島県) | 大阪天水連(大阪府) 廣島紅葉連(広島県) | |
第2回 | 2005年 | 徳島文理大学連(徳島県) | (東京都) | 極楽とんぼ(徳島県) |
第3回 | 2006年 | 徳島文理大学連(徳島県) | ? | 大阪天水連(大阪府) |
第4回 | 2007年 | 徳島文理大学連(徳島県) | 廣島紅葉連(広島県) | 極楽とんぼ(徳島県) |
第5回 | 2008年 | 徳島文理大学連(徳島県) | 四国大学連(徳島県) | 廣島紅葉連(広島県) |
第6回 | 2009年 | 徳島文理大学連(徳島県) | 吹鼓連(東京都) | 四国大学連(徳島県) |
第7回 | 2010年 | 徳島文理大学連(徳島県) | 大阪天水連(大阪府) | 極楽とんぼ(徳島県) |
第8回 | 2011年 | 徳島文理大学連(徳島県) | 四国大学連(徳島県) | 廣島紅葉連(広島県) |
第9回 | 2012年 | 徳島文理大学連(徳島県) | 大阪天水連(大阪府) | 四国大学連(徳島県) |
第10回 | 2013年 | 徳島文理大学連(徳島県) 大阪天水連(大阪府) | 徳島大栄養学連(徳島県) |
県外連部門
第 | 年 | 優 勝 | 準 優 勝 | 第 参 位 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 2007年 | 廣島紅葉連(広島県) | 伍楽連(神奈川県) | 吹鼓連(東京都) |
第2回 | 2008年 | 廣島紅葉連(広島県) | なにわ連(大阪府) | くすのき連(東京都) |
第3回 | 2009年 | 吹鼓連(東京都) | くすのき連(東京都) | 廣島紅葉連(広島県) |
第4回 | 2010年 | 大阪天水連(大阪府) | 吹鼓連(東京都) | 新粋連(東京都) |
第5回 | 2011年 | 大阪天水連(大阪府) | 廣島紅葉連(広島県) | なにわ連(大阪府) |
第6回 | 2012年 | 吹鼓連(東京都) | 伍楽連(神奈川県) | なにわ連(大阪府) |
第7回 | 2013年 | 新粋連(東京都) | 吹鼓連(東京都) | 廣島紅葉連(広島県) |
脚注
関連項目
- 新町川
- 新町川水際公園(周辺の公園)
- しんまちボードウォーク
外部リンク
- はな・はる・フェスタ公式Instagram
- はな・はる・フェスタ公式ブログ
- はな・はるフェスタ2018 | 徳島県観光情報サイト「阿波ナビ」
- はな・はる・フェスタ2019 | 徳島県観光情報サイト「阿波ナビ」