のんやほ節(のんやほぶし)は、江戸時代、元禄年間(1688年-1704年)の流行歌である。主として上方(大坂・京都地方)で流行した[1]。『(松の葉)』巻3に見える。歌詞は「晩にござらば肥後鉈差いてござれ、晩にや梅の木の枝おろそ、のんやほ、のんやほ、のんやほ、肥後鉈差いてござれ、晩にや梅の木の枝おろそ、のんやほ」。
なお、『落葉集』巻4には、「のんやほほ踊」という(二上り)の歌が見えるが、「のんやほ節」を取り入れたものであろうという。
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