『それでも恋するバルセロナ』(それでもこいするバルセロナ、Vicky Cristina Barcelona)は、2008年公開のアメリカ・スペイン合作映画。
それでも恋するバルセロナ | |
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Vicky Cristina Barcelona | |
監督 | ウディ・アレン |
脚本 | ウディ・アレン |
製作 | レッティ・アロンソン (スティーヴン・テネンバウム) (ギャレス・ワイリー) |
製作総指揮 | (ジャウメ・ロウレス) |
ナレーター | クリストファー・エヴァン・ウェルチ |
出演者 | ハビエル・バルデム レベッカ・ホール ペネロペ・クルス スカーレット・ヨハンソン |
撮影 | ハビエル・アギーレサロベ |
編集 | アリサ・レプセルター |
製作会社 | MediaPro Wild Bunch |
配給 | MGM/ワインスタイン アスミック・エース |
公開 | 2008年8月15日 2009年6月27日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | アメリカ合衆国 スペイン |
言語 | 英語 スペイン語 |
製作費 | $15,000,000 |
興行収入 | $96,408,652[1] |
ウディ・アレン監督・脚本作品。第61回カンヌ国際映画祭特別招待作品として上映。第66回ゴールデングローブ賞作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)受賞。ペネロペ・クルスが第81回アカデミー賞助演女優賞を受賞。
ストーリー
アメリカ人のヴィッキーとクリスティーナは、親友同士。共通項が多い二人だが、恋愛に関する考え方だけはまったく違っていた。ヴィッキーはカタルーニャに関する論文を書くため、クリスティーナは短編映画を撮り終えて気分を変えたかったため、二人でスペイン・バルセロナを訪れる。ヴィッキーの親戚の家に滞在する二人だが、ある画廊で開かれたパーティで画家のフアン・アントニオと出会う。フアン・アントニオはいきなり二人をこの週末、オビエドに連れて行きたい、もしその気になったら二人と寝てもいいと語る。ぶしつけな申し出にヴィッキーは怒るが、クリスティーナは彼に惹かれ、結局二人はフアン・アントニオと共にオビエドを訪問することになる。しかしオビエドでクリスティーナは体調を崩し、フアン・アントニオとヴィッキーは二人きりで過ごすことになってしまう。最初は反発していたヴィッキーだが、次第にフアン・アントニオに惹かれていき、婚約者がいるにもかかわらず一夜を共にしてしまう。
そんな経緯を知らないクリスティーナは、バルセロナに戻ってからフアン・アントニオと同棲を始める。そこへフアン・アントニオの元妻マリア・エレーナが現れる。
キャスト
製作の背景
映画の製作費10%が撮影したカタルーニャ地方の税金からの出資だったが、英語の作品となり、地元市民から猛反発を受けた[2]。
スカーレット・ヨハンソンは『マッチポイント』、『タロットカード殺人事件』に続いて、3度目のウディ・アレン作品に出演。
脚注
- ^ “Vicky Cristina Barcelona (2008)” (英語). Box Office Mojo. 2010年6月4日閲覧。
- ^ http://cinematoday.jp/page/N0013553