『さすらいの甲子園』(さすらいのこうしえん)は、1980年8月14日に日本テレビ系『木曜ゴールデンドラマ』にて放送された単発テレビドラマ。
野球好きのサラリーマンとくせ者揃いの仲間達が織り成す青春コメディーである。原作は高橋三千綱の同名作品。のちにDVDソフトが発売され、ジャケットには「のちの『木更津キャッツアイ』の原型になった作品」と記されている。
キャスト
- 高木道夫
- 演 - 中村雅俊
- 本作の主人公。30歳になっても野球への憧れを捨てきれずメンバーを集め、チーム甲子園という名の草野球チームを作ってしまう。王貞治に憧れていて、部屋のあちこちに王の写真が貼ってある。背番号は1。
- 山上
- 演 - 柴田恭兵
- 運動神経はバツグンだが、協調性が全く無く自己中心的。長嶋茂雄に憧れていて、背番号3・サード・4番にこだわる。
- 葉子
- 演 - 夏目雅子
- 主人公の恋人。野球に対して激しく嫉妬し、チーム甲子園に全く理解を示さない。
- 谷沢
- 演 - 高橋悦史
- チーム甲子園の監督。「監督には絶対忠誠」と絶叫し、選手達を鍛え上げる。
- 江尻
- 演 - 保積ぺぺ
- チーム甲子園のキャッチャー。マザコン。プレーでは硬式ボールが怖くて逃げてばっかりいる。
- 川村
- 演 - 山西道広
- チーム甲子園部員。女子マネージャーのスカウトに余念が無いスケベおやじ。
- 桑島
- 演 - 丹古母鬼馬二
- 水谷
- 演 - 森川正太
- 才賀
- 演 - 井上高志
- 早瀬
- 演 - (有川雄司)
- 岡野
- 演 - 佐藤仁哉
- マネージャー
- 演 - 青地公美
- 谷沢の別離した妻・信子
- 演 - 八木昌子
- その他
- 演 - 高原駿雄、高品正広、岸野一彦 ほか
スタッフ
- 原作 - 高橋三千綱
- 企画 - 岡田晋吉
- 脚本 - 鎌田敏夫
- 監督 - 斎藤光正
- 音楽 - 小六禮次郎
- 撮影 - 有吉英敏
- 照明 - 大西美津夫
- 美術 - 林隆
- 助監督 - 加藤哲郎、森清和夫
- 選曲 - 合田豊
- MA - にっかつスタジオセンター
- 小道具 - 高津装飾美術
- 衣装 - (東京衣裳)
- 現像 - 東洋現像所
- プロデュース - 松岡明、中村良男
- 企画協力 - 角川春樹事務所
- 製作著作 - ユニオン映画