さいたま市民会館おおみや(さいたましみんかいかんおおみや)は、埼玉県さいたま市大宮区大門町2丁目にある多目的ホール。愛称は「RaiBoC Hall(レイボックホール)」。2022年4月1日に「大宮市民会館」として開館した同区下町3丁目に所在した旧会館から移転開館した。
概要
大宮区大門町2丁目に建設された官民複合の再開発ビル「大宮門街(おおみやかどまち)」内に2022年4月1日に移転して開館した。愛称は市民から愛称を公募し、最終候補案とした「RaiBoC Hall」・「芸術広場」・「ミクシアム」の3つから最終投票を実施して、「RaiBoC Hall」と決まった。「RaiBoC」とは、旧大宮市を象徴する3つの文化、「Railway(鉄道)」、「Bonsai(盆栽)」、「Comic・Cartoon」(漫画)からの造語とされる。
旧会館
さいたま市民会館おおみや(初代) | |
---|---|
情報 | |
旧名称 | 大宮市民会館 |
完成 | 1970年1月11日 |
閉館 | 2022年3月31日 |
客席数 | 大ホール 1370席 小ホール 274席 |
延床面積 | 7300[1]m² |
運営 | さいたま市文化振興事業団 |
所在地 | 〒330-0844 埼玉県さいたま市大宮区下町3-47-8 |
位置 | 北緯35度54分10.3秒 東経139度37分51.2秒 / 北緯35.902861度 東経139.630889度座標: 北緯35度54分10.3秒 東経139度37分51.2秒 / 北緯35.902861度 東経139.630889度 |
アクセス | 大宮駅東口より徒歩15分 |
外部リンク | http://www.saitama-culture.jp/omiya/ |
旧会館は、大宮市民会館として1970年1月11日に完成[2]。主に大宮市民の文化芸術の拠点として使用されていたほか、TBSテレビ『8時だョ!全員集合』の公開放送の会場の一つとして使用されていた。2001年5月1日、合併によるさいたま市の設置に伴い現在の名称に改称され、2022年3月31日で閉館した。旧会館の館内には、旧大宮市より推挙され、合併後はさいたま市に自動的に顕彰されているさいたま市名誉市民の肖像画が飾られていたが、旧会館の閉館後は大宮区役所に飾られている。なお、旧会館の跡地は文化複合施設とする構想がある[3]。旧会館南隣りの埼玉県大宮合同庁舎の跡地には、大宮区役所の新庁舎(さいたま市立大宮図書館も併設する)が建設された[4]。
脚注
外部リンク
- さいたま市文化振興事業団による紹介