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ここから脱出たければ恋しあえっ

ここから脱出たければ恋しあえっ』(ここからでたければこいしあえっ)は竹井10日による日本のライトノベル作品。イラストは(かれい)が担当。角川スニーカー文庫より刊行。略称は「ここ恋」や「脱出恋[1][注 1]

ここから脱出(で)たければ恋しあえっ
ジャンル ラブコメディ
小説
著者 竹井10日
イラスト (かれい)
出版社 角川書店
レーベル 角川スニーカー文庫
刊行期間 2012年5月 - 2013年5月
巻数 全4巻
(テンプレート) - (ノート)
プロジェクト ライトノベル

あらすじ

鍵翼高校に通う高炎寺悠真。何事もない日常を送っていたある日、謎の猫耳半宇宙服の少女によって学校の旧校舎内に閉じ込められてしまう。閉じ込められた先で氷藤美羽という少女と出会うが、彼女もまた閉じ込められてしまったのだという。彼女と協力して旧校舎を脱出し学校内を探索すると、昇降口にてまたも閉じ込められた少女2人に出会う。彼女らとも協力して体育館講堂へ向かうとそこには謎の猫耳半宇宙服の少女が。謎の少女は「この中で一組の男女が恋を実らせた時、お前らをここから出してやっても良い」「謎を解いていけば恋は実る」と言い放ち姿を消してしまう。かくして、恋と愛と知恵を武器に脱出を目指す少年少女の物語が始まった。

登場人物

高炎寺 悠真(こうえんじ ゆうま)
本作の主人公。鍵翼高校に通う2年生。フランクな人柄や好青年な見た目とは裏腹にハーレムな展開を好むハーレム願望の持ち主。家は地元ではお金持ちらしい[注 2]
幼少の頃から絵が上手く、有名な芸術家から買い取りの申し出が来るほどであった。両親の進めもあり、やがては画家の道を目指すことになるが、ある日乃々と悠真が乗ったバスが交通事故に遭い、妹の乃々を庇った為に利き腕を負傷。その後リハビリで何とか日常生活レベルまでに回復したが、今までのような技巧的な絵を描くことはできなくなっていたが、美羽たちと関わっていくうちに再び筆を取る。
氷藤 美羽(ひょうどう みう)
悠真と共に旧校舎に閉じ込められた一人。鍵翼高校に通う2年生。憎まれ口ばかり叩いているが、所謂ツンデレヘッドホンツインテールがトレードマーク。
11歳の時、IQ180以上の者が選ばれるという大学付属研究所にスカウトされ、研究員として研究[注 3]に従事していた。天才と持てはやされていたが、あることで研究は頓挫してしまい、結果が出せないことが原因で研究予算も削られていったために研究所を去らざるを得なくなってしまった。
高炎寺 乃々(こうえんじ のの)
悠真の妹。鍵翼高校に通う1年生。極度のお兄ちゃん大好きっ子であり、兄に近づく女は笑顔で撃退する。昇降口にて悠真たちと再会。
岩井 椛(いわい はな)
高炎寺家に仕えるメイド。メイドでありながら鍵翼高校に通う2年生でもある。悠真のことを主従関係以上に想っているが、当の悠真からは下僕としか思われていない。
渡雷 紫苑(わたらい しおん)
薙刀部の主将を務める鍵翼高校3年生。閉じ込められたメンバーの中では最年長者。潔癖症の為、ハーレムに対しては否定的。生真面目すぎるために時たま他人とズレた行動や発言を放ったり、冗談を鵜呑みにするなど周りを驚かせる。
闇城 千早(あんじょう ちはや)
鍵翼高校の生徒ではないが今回の一件に巻き込まれた。2年生。男子の制服を着ているが、見た目は完全に美少女。女性恐怖症であり、閉じ込められたメンバー内で唯一の男性である悠真と友情を築き合う。
閉じ込められる前の記憶を失っており、名前も制服のポケット入っていた生徒手帳に書いてあったもの。
大光内 湊(おおこうち みなと)
悠真の親友。鍵翼高校に通う2年生。悠真に抱きついたり、キスしたりと過剰なスキンシップをとるが恋愛感情はない。
聖宮 葵子(せいぐう あおいこ)
紫苑の親友。鍵翼高校3年生。頭が固く、頑固な性格。紫苑とは似た者同士。
名無しさん@嵐属性(ななしさんあっとあらしぞくせい)
今回の件の首謀者と思われる少女。宇宙服にフルフェイスヘルメットというファンキーな見た目で、素顔は分からない。用事があれば校内放送で呼びかければ出てくると言い残して消えた。
校内のいたるところに監視カメラを設置しており、基本的に悠真たちを監視している模様[注 4]。監視する一方で悠真たちに対して優しさとも取れる行動[注 5]を行っており、その真意は不明。
名前からも分かるように、インターネットユーザー(主に2ちゃんねるニコニコ動画)と思われる。セリフも「~だお」や「運営乙」など独特の言い回しをしている。
名無しさん@死属性(ななしさんあっとしぞくせい)
今回の件の黒幕の少女。

用語

天竜川児童キャンプ事件[注 6]
9年前に起こった児童キャンプでの事件。キャンプに来ていた子供たちが自然学級を抜け出して施設近くの廃病院を探検していたところ、突然の豪雨に見舞われ土砂崩れが発生。その影響で廃病院は孤立し、子供たちは中に閉じ込められた。
その子供たちの中に悠真、美羽、乃々、椛、紫苑もいた。彼らの記憶から、ほかにも数人の子供がいたと思われるが、誰なのかは思い出せていない。

既刊一覧

角川スニーカー文庫より刊行。全4巻。竹井10日が執筆する小説で初めて完結した作品である[2]

タイトル 初版発行日 ISBN
ここから脱出たければ恋しあえっ1 2012年5月1日 (978-4-04-100264-3)
ここから脱出たければ恋しあえっ2 2012年8月1日 (978-4-04-100351-0)
ここから脱出たければ恋しあえっ3 2013年1月1日 (978-4-04-100631-3)
ここから脱出たければ恋しあえっ4 2013年5月1日 (978-4-04-100857-7)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 著者のTwitterやホームページでは「脱出恋」の略称が多く用いられている
  2. ^ あくまで超地元限定のお金持ち。
  3. ^ 人間の記憶や精神をコンピューターや他の人間にコピーできるかという実験。
  4. ^ 恋の予感を嗅ぎつけると凄まじい速さで現れる。
  5. ^ みんなが下着を取り替えたいという会話をしていると持ってきてくれたりなど。
  6. ^ 名称は本記事での暫定的な名称。

出典

  1. ^ “”. 2012年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月1日閲覧。
  2. ^ 4巻作者あとがきより。

外部リンク

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